制御構文とは
プログラムを書く上で絶対に必要な処理フローがある。
「順次」「分岐」「繰り返し(反復)」。
この3つを制御構文と呼び、プログラムを書く上で必要不可欠な構文です。
逆に言うと
この3つの制御構文を理解できないと、プログラムは書けません。
難しいと感じる方もいるかもしれないので、詳しいことは別の記事で紹介します。 この記事では、3つの制御構文について簡単に説明します。
順次
順次とは、プログラムが上から順に実行されること。
プログラムは基本的に、ソースコードの上から順に実行されていきます。 例えば、コンソール画面に「Hello World!!」を2行表示させるコード↓
main(){
System.out.println(“Hello World!!”); // ← 1番目
System.out.println(“Hello World!!”); // ← 2番目
}
※System.out.println()メソッドはコーンソール画面への標準出力
このコードは、
main()メソッドからスタートして、
2行目の「System.out.println(“Hello World!!”);」を実行します。
次に3行目の「System.out.println(“Hello World!!”);」を実行します。
コンソール画面には
Hello World!!
Hello World!!
と出力されます。
このように上の行から順にプログラムが実行されることを「順次」といいます。
分岐
分岐とは、プログラムの処理を条件によって分けることです。
条件分けすることによって、その状況に応じた適切な処理を行ってくれます。
例えば…
現実世界で、外出するときに傘を持っていくかの条件分けを書いてみる。

※ひし形の図形が条件分岐
このように、条件によって処理の流れを変えることを「分岐」といいます。
繰り返し(反復)
3つ目が繰り返し処理です。
これはその名の通り、同じ処理を繰り返すことです。
例えば、「歩く」という行動をしているとき、
目的地まで「歩く」を続けますよね?
そして条件分岐で、「目的地に着いた?」があったとして、
「着いた」なら「歩く」をやめるし、
そうでないなら「歩く」を続けると思います。
このように、同じ処理を繰り返すことを「繰り返し」、または「反復」といいます。
まとめ
プログラムの三大構造について簡単に説明しましたが、
なんとなくイメージできましたか?
この三大構造がプログラムのすべてです。
プログラムの組み方はいろいろありますが、ベースはこの三大構造です。
文章で読んでいるだけでは、プログラムをイメージできないと思うので、
他の記事でいろいろ解説していこうと思います。
すぐに理解できなくても、
いろんなプログラムを組んでいる内に意味がわかってきます。
私のブログではJavaをメインに解説していきます。
Javaができれば他の言語もできます。
コードの書き方が違うだけで基本的には同じなんです。
Javaの基本的な部分を
できるだけわかりやすく解説していきますので、学習に利用していただければと思います。
以上、ありがとうございました。
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